- 概要 -
「生協」とは正式名称を「生活協同組合」といい、出資金を出し合った組合員が営利を目的とせず、暮らしを向上させるために運営、システムを利用することで成り立たせている、消費者自身が作る組織のことをいう。一方、「生活クラブ」とは、日本全国で約500ある「生協」のうち、趣旨をともにする33の生協(北海道から兵庫県までの21都道府県内の生協)が作る‘生活クラブ事業連合生活協同組合連合会’の運営する食材宅配事業のことをいう。
- 詳しい解説 -
「生協」とは正式には「生活協同組合」といい、各々が出資金を出し合って、出資金を出した人々で運営を行ったりシステムを利用することで成り立たせる、営利目的ではなく、日々の暮らしをさらに豊かに向上させていくことを目的とする、消費者自身が作り上げる組織のことをいう。
日本には約500の「生協」があるされ、目的を共通とする団体同士で作り上げた組織には、主に、各都道府県にある生活協同組合が作る‘日本生活協同組合連合会’や、1都7県(東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、新潟)の‘コープネット事業連合(コープデリ)’、1都9県(東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、群馬、福島、山梨、静岡)で作る‘パルシステム生活協同組合連合会(パルシステム)’、3県(神奈川、山梨、静岡)の‘生活協同組合ユーコープ(おうちco-op)’、そして「生活クラブ」がある。
「生活クラブ」とは、北海道から南は兵庫県までの21都道府県で活動する33の生協が作る‘生活クラブ事業連合生活協同組合連合会’が運営している。主な事業である宅配食品では、国産であり、無添加、減農薬とよりこだわりを持った食品を扱っているのが特徴である。
つまり、「生活クラブ」は「生協」の作る組織のひとつであり、食材宅配事業の名称である。