小松菜と青梗菜の違い・意味

小松菜と青梗菜の違いとは

小松菜と青梗菜の違い

- 概要 -

「小松菜」の原産地は南ヨーロッパ地中海沿岸とされ、中国を経て日本へ渡来した蕪の一種が元であるとさる、細めで長い茎と楕円形の緑色の葉の部分を食用とする野菜である。一方、「青梗菜」の原産地は中国で、白菜の仲間である。茎が太く短いのが特徴で、楕円形の葉は「小松菜」より小さい。同じアブラナ科の緑黄色野菜に分類される植物であるが、原産地や姿、味が異なっている。

- 詳しい解説 -

「小松菜(こまつな)」も「青梗菜(ちんげんさい)」もアブラナ科アブラナ属の植物であり、葉っぱや茎の部分を食用とする緑黄色野菜であることに違いはない。また、どちらも体内でビタミンAに変わるβカロテンや、抗酸化作用のあるビタミンCを豊富に含むことから、風邪やがん、老化などの予防効果があるとされ、骨や歯の健康維持のためのカルシウム、血圧の上昇を抑制するカリウムなども併せて摂取できる天然のサプリメントのような野菜である。なお、βカロテンは油とともに摂取すると吸収が高まるため、炒め物がお薦めである。両者の主な違いは原産地や姿、味である。

「小松菜」は、南ヨーロッパ地中海沿岸が原産で、中国を経て日本へ渡来した「茎立(くきたち)」という蕪の一種であるとされる。当時、小松川地区(現在の東京都江戸川区)周辺で盛んに栽培され、鷹狩に訪れた徳川将軍が献上品のこの菜っ葉を大変気に入って、地名をとって命名したとされる。茎は細長く、楕円形の葉は大きめ。

「青梗菜」は中国が原産で、日本へは比較的最近の1972年以降に導入された野菜のひとつである。また、白菜と同じ仲間である。名前は、軸と茎を指す‘梗’が青いことに由来し、白色の軸のものはパクチョイと呼ばれる。茎が太く短く、楕円形の葉は小さめ。