保障と補償の違い・意味

保障と補償の違いとは

保障と補償の違い

- 概要 -

「保障」とは、ある状態が損なわれることのないように保護し、守ることをいい、一方、「補償」とはある損失について埋め合わせをすることをいう。「保障」と「補償」はどちらも同じ「ほしょう」とよむ語であるが、「保障」は守ることを意味するのに対し、「補償」とは補うことを意味している。

- 詳しい解説 -

「保障」と「補償」はどちらも「ほしょう」と読む、同音語である。「保障」は守ること、「補償」は補うことである。

「保障」とは、権利や自由、安全などについて、ある状態が損なわれることのないように保護し、守ることをいう。例えば、社会保障制度や、老後の生活を保障する、国家の安全を保障する、県民共済で保障されている金額、などというように使用する。

「補償」とは、ある損失について埋め合わせをすることをいい、一般的に金銭で補われることが多い。例えば、災害補償金や、公害補償裁判、補償額などというように使用する。

なお、同じ同音語には「保証」もあり、ある人物や物ごとが、確かで間違いはないことを証明するという意味である。保証書や、身元保証人などというように使用する。