クラブとパブの違い・意味

クラブとパブの違いとは

クラブとパブの違い

- 概要 -

我が国において、「クラブ」と「パブ」の言葉に法律等で決められた定義があるわけではなく、どちらも酒を楽しむ場所である。一般的な違いは、「クラブ」にはホステスと呼ばれる女性従業員による対面の接客があることである。なお、海外では「クラブ」とはダンスを大勢の人が楽しみ、酒も飲めるような社交場のことであり、「パブ」とは昼間であれば、親子で入れるような、気軽な食事と酒が飲めるような店のことを指す。

- 詳しい解説 -

「クラブ」とは、日本においてはホステスと呼ばれる女性従業員が客につき、酒を作ったり会話を楽しんだりする‘接客’を行う店舗のことをいう。「風俗営業第2号営業」に分類され、原則深夜0時以降の営業は不可である。なお、海外においては、主にダンスなどを楽しみ、その中でアルコールを気軽に飲むような社交の場を指す。

「パブ」とは、日本においては大衆的な洋風の居酒屋のことを指し、最近ではステージが設置され、物まねやダンス等をみせることも売りにしたショーパブと呼ばれる店舗もある。一般的に酒を飲んだり食事を楽しむ場所であるので、深夜0時以降の営業を行う場合は「深夜酒類提供飲食店営業」の届けが必要である。なお、イギリスが発祥とされており、Public House(地域の社交場)を略したものである。海外においては、注文しなくても新聞を読んだり会話したりするだけでもよく、お酒や食事もすることができる誰もが気兼ねなく入れる場を指す。

日本において、「クラブ」と「パブ」の主な違いはホステスによる対面の接客の有無である。しかし、法律等により決まった定義があるわけではない。