- 概要 -
「リース」とは、特定の相手に、一般的に新車（もしくはそれに近い状態）を専用で数か月から数年にわたり貸し出す、自動車の賃貸契約のことをいう。一方、「レンタカー」とは、不特定の相手に数時間から数日程度の短期間貸し出す自動車の賃貸契約のことをいう。なお、「レンタカー」で貸し出される自動車のナンバープレートは、平仮名部分が‘わ（北海道では「れ」）’となるのが特徴である。
- 詳しい解説 -
自動車を自身（または自社）で購入せずに、利用頻度や目的に合わせて専門の企業より借りる方法のひとつが「リース」であり、「レンタカー」である。厳密に定められているわけではないが、一般的に、「リース」とは特定の相手に専用で長期間（月から年）貸し出す契約であるのに対し、「レンタカー」とは不特定多数の相手に短期間（数時間から数日程度）貸し出す契約である。
また、「リース」と「レンタカー」には、実際に使用する自動車自体にも明瞭な違いがあるが、「レンタカー」のナンバープレートの平仮名部分が‘わ（北海道では「れ」）’となる点である。
「リース」は３年の契約期間内であれば、新車を購入するよりも少額の出費で済ませることができるとされるが、これは一般的に、新車購入金額から３年後の当該自動車の価値を想定した金額を引いたものでリース料金が決められることによる。つまり、５年や７年といった超長期間乗るならば、ローンを組んでも購入した方が、総額では安価になるということである。