スキルと能力の違い・意味

スキルと能力の違いとは

スキルと能力の違い

- 概要 -

「スキル」とは、手腕や腕前、技量や技能、技術という意味であり、獲得することが可能な技能について用いられる。一方、「能力」とは、ある事象を行うために必要な力のことで、先天的に持ち合わせている力、後に獲得した力のどちらにも使用される。どちらも相互的に使用可能な語であるが、「スキル」は一般的に先天的に持ち合わせている能力については使用されない。

- 詳しい解説 -

「スキル」とは、英語の‘skill’を語源としたもので、日本語で‘手腕・腕前・技量・技能・技術’と訳され、「能力」と相互に言い換えることが可能である。しかし、「スキル」は、特に、獲得することが可能な技能や「能力」について指す語であり、先天的に持ち合わせている「能力」については一般的に使用されない。例えば、‘背が高い’という特徴から無理せず自然な状態で出来ること(高い場所にある物を取る等)は「スキル」と呼ばず、ジャンプによって高い場所にある物を取るというときには「スキル」という語を使用する。

なお、「能力」は英語で‘ability’と訳される。とある事象を行うために必要な力のことで、先天的に持ち合わせているものも、後天的なもののどちらにも使用される。