エッセイと論文の違い・意味

エッセイと論文の違いとは

エッセイと論文の違い

- 概要 -

「エッセイ」は自らの体験や本等から得た知識をもとに、自らの赴くままに思想や思索、感想を書き記した文章のことをいい、「論文」は例えば自らの行ってきた研究の成果が出た際に、そのテーマについて論理的に書き記した文章のことをいう。

- 詳しい解説 -

「エッセイ」と「論文」は様々な文章の種類のひとつであるが、一般的には書き方の形式や書く目的が異なっている。「エッセイ」とは、自身が体験したことや読書などから得た知識をもとにして、自らの思想や思索、感想を、5・7・5など一定のリズムをもたせた文章(韻律)や定められた句法にとらわれずに趣くまま自由に書き記すもののことである。

「論文」とは、専ら、研究成果などあるひとつのテーマについて、最初から最後までを筋道を立て、論理的に書き記すものである。内容としてグラフや資料、研究結果の現物が添えられることもある。卒業論文、学会提出の論文などが挙げられる。