銀河と銀河系の違い・意味

銀河と銀河系の違いとは

銀河と銀河系の違い

- 概要 -

まず、明るさは問わず太陽のように自ら光を発している高温のガス体の天体のことを‘恒星’という。「銀河」とは、恒星や間に分布する星間物質が、重力でまとまって渦巻き型や楕円形、不規則な形状等をとっている集団のことをいい、その中でも地球を含む太陽系が属するものを「銀河系」という。なお、「銀河系」は天の川銀河とも呼ばれ、渦巻き型である。

- 詳しい解説 -

「銀河」とは英語で‘galaxy’と書き、私たちの身近なところでは太陽のように、自ら光を発している高温のガス体の天体‘恒星(こうせい)’が数百億から数千億個集まって、星間物質(せいかんぶっしつ)と呼ばれる、恒星と恒星の間の宇宙空間に分布する希薄物質とともに、重力的にまとまりその場所だけで島のような小さな宇宙を構成している状態の、集団のことをいう。渦巻き型や楕円形、不規則な形状など様々なものがある。

「銀河系」とは英語で‘Milky Way’または‘the Galaxy’と書き(大文字で始まる単語)、私たちの地球を含めて太陽系が含まれた‘天の川銀河’のことをいう。直径10万光年、恒星数は約2,000億個が集まった大型の渦巻き型銀河となっている。

つまり、「銀河系」とは私たちの太陽系が属する「銀河」のことをいう。