- 概要 -
「ブルーカラー」と「ホワイトカラー」とは、働く人々のワイシャツの襟をもとに、大まかに職業を分けた呼び方のことである。「ブルーカラー」とは、肉体労働などで汗を流し、襟が汚れることの多い職業のことを指しており、一方、「ホワイトカラー」は一般的には襟が汗で汚れないという意味で、デスクワークを主とする事務職やスーツを着て働く営業職、もしくは企業によっては管理職以上の役職をもった人々のことを指している。
- 詳しい解説 -
「ブルーカラー」と「ホワイトカラー」とは、一般的に職業を大まかに分ける際に使用する語であり、「ブルーカラー」とは、主に、工場や現場の仕事、運送業など作業着を着用するなどして肉体労働を中心とした仕事をする人々のことを指す。一方、「ホワイトカラー」とは、事務職などのデスクワークを主とする人々や営業などの業種のこと、もしくは管理職以上の役職をもった人々などを指す。
謂れとなったのは、ワイシャツの襟である。「ホワイトカラー」と呼ばれる職業に就く人々は、オフィス内に在職し、頭脳を使う仕事が主であることからワイシャツの襟が汗で汚れずに白色のままという意味であり、「ブルーカラー」と呼ばれる職業に就く人々は、肉体労働などで汗が滲み襟が汚れやすいことから呼ばれるようになったとされる。