煮ると茹でるの違い・意味

煮ると茹でるの違いとは

煮ると茹でるの違い

- 概要 -

「煮る」とは調味液に食材を入れて加熱することを指しており、食材に調味液の味を染みこませたり、反対に、食材の出汁を調味液に染み込ませることを目的とする。一方、「茹でる」とは食材を水もしくは湯で加熱し、芯まで火を通すことを目的とする。「煮る」と「茹でる」はそれぞれ目的が異なる。

- 詳しい解説 -

水や調味液など液体を使用して材料を加熱するときに使われる用語、「煮る」と「茹でる」。どちらも、材料の芯までしっかりと火を通すことであるが、その違いは使用する液体の種類である。

「煮る」とは、調味液に食材を入れて加熱することで、食材に調味液の味を染みこませたり、反対に、食材の出汁を調味液に滲みださせることを目的とする。例えば、かぼちゃの煮つけを作るためにかぼちゃを煮る、角煮を作るために豚肉を30分煮る、出汁で干ぴょうを煮るのように使用する。

「茹でる」とは、水や湯で食材を加熱することで、中までしっかりと火を通すことを目的とする。例えば、パスタを茹でる、卵を半熟まで茹でる、じゃがいもを茹でるのように使用する。