監視カメラと防犯カメラの違い・意味

監視カメラと防犯カメラの違いとは

監視カメラと防犯カメラの違い

- 概要 -

「監視カメラ」の設置目的は、目立たせないように設置したカメラの映像を通しての対象物(者)の監視であり、遠隔操作が可能なタイプのカメラが選ばれることが多く、一方、「防犯カメラ」の設置目的は、犯罪の抑制であり、暗闇の録画が可能なタイプなどが選ばれ、目立つように設置される。

- 詳しい解説 -

「監視カメラ」と「防犯カメラ」は設置目的が異なるため、それに伴う必要な機能が変わる。しかしながら、それぞれの基準が定められているわけではないので、どのカメラが「監視カメラ」で、どのカメラが「防犯カメラ」であると決まってはいない。同じカメラの種類でも、目的に応じて「監視カメラ」や「防犯カメラ」になる。

「監視カメラ」の目的は、‘監視’であり、どこからか常にライブの映像を見られる状態にして対象の行動等を把握することである。目立たせないことが多く、無人のエレベーターや工場のラインの監視など、遠隔操作が行えるものなどが使用される。

「防犯カメラ」の目的は、‘防犯’であり、特に犯罪の抑制効果を求める為、カメラを目立たせるように設置する。抑制効果だけを目的とした可動していないダミーもあるが、暗闇の録画が行えるようなものなどが使用される。