ステッキとストックの違い・意味

ステッキとストックの違いとは

ステッキとストックの違い

- 概要 -

一般的な使用のされ方としては、「ステッキ」は英語であり、高齢の方などが歩行の補助に使用する杖などのことを指し、一方、「ストック」とはドイツ語であり、スキーや登山などのアウトドアで使用するバランスをとったり、加速したり、足への負担軽減などを目的とした杖のことをいう。なお、「ストック」にはグリップの形状によりI字型とT字型の2種類があり、そのうちI字型の使い方には、両手でそれぞれ一本握るダブルストックと、片手のみ使用するシングルストックと呼ばれる2種がある。

- 詳しい解説 -

「ステッキ」とは英語で「Stick」と書き、杖や細長い棒などと訳され、どちらかというと高齢の方などが歩行の補助に使用する杖のことを指す。一方、「ストック」とはドイツ語で「Stock」と書き、スキーで滑走する際に、バランスをとったり加速するために使用する杖のような用具のことを意味する。なお、同じようにスキーや登山などアウトドア用として用いられる杖のことを英語ではポールという。

スキーや登山をする際に使用されるアウトドア用の補助用具「ストック」は、グリップの形状の違いにより、特にスキーをする人が使用するI字型のもの(登山用のI字型もある)と、登山用で使用するT字型に分けられる。

I字型のものはストラップの下から手を通してストラップごと握り、通常、両手にそれぞれ一本ずつ2本1組で使用される。T字型のものは、手のひらでT字になっているグリップ部分を上から包み込むように持って使用する。

どちらも全体重をかけ、身体を預けることが目的ではなく、腕の力を使うことで足への負担軽減や膝への衝撃の緩和、バランスを立て直す、バランスを崩さないといった目的の用具である。