アシナガバチとスズメバチの違い・意味

アシナガバチとスズメバチの違いとは

アシナガバチとスズメバチの違い

- 概要 -

「アシナガバチ」と「スズメバチ」は主に巣の形、飛び方、顔が異なる。「アシナガバチ」はの巣は食物繊維で作られ、外皮で覆われていないので丸見えになった状態にあり、ゆっくりと飛び、また顔の中央に5角形の頭楯をもつのに対し、「スズメバチ」の巣は樹皮などで作られて外皮で覆われており、素早く飛び、また顔の中央に6角形の頭楯をもつ。どちらも刺されれば死亡に至る可能性はあるが、攻撃性・毒性が強いのは「スズメバチ」であり、「アシナガバチ」は巣を刺激したり、素手で触ろうとしなければ刺してこないとされる。

- 詳しい解説 -

まず、‘巣’である。「アシナガバチ」の巣は、植物繊維で作られているため丈夫で軽く、覆われていないので巣の中が丸見えになっており、巣盤は一段でお椀程度の大きさである。一方、「スズメバチ」の巣は、木の樹皮や木質のボール紙状のもので、外側がおおわれており中は見えないが、巣盤は何段にも重なり大きい。

次に、‘飛び方’である。「アシナガバチ」は後ろ脚を力なく垂らすようにしてゆっくりとふわふわと飛ぶ。一方、「スズメバチ」は後ろ脚は垂れず、素早く真っ直ぐ飛ぶ。

最後に、‘顔(見た目)’である。雌成虫と女王蜂の正面から見た際に中央の鼻のように見える部分‘頭楯(とうじゅん)’に違いがあり、「アシナガバチ」は5角形型であるのに対し、「スズメバチ」は6角形型である。

「アシナガバチ」と「スズメバチ」は、主に巣や飛び方、顔に違いがあり、特に「スズメバチ」は攻撃性や毒が強く、「アシナガバチ」とともに刺されるとショック症状となり死亡する場合もある危険な昆虫である。