エッソとゼネラルの違い・意味

エッソとゼネラルの違いとは

エッソとゼネラルの違い

- 概要 -

「エッソ」と「ゼネラル」、そしてモービルは、今や自動車などの給油サービス事業等を全国展開するEMGマーケティング合同会社(親会社は東燃ゼネラル石油株式会社)の、サービスステーションのブランドである。「エッソ(Esso)」はアメリカのStandard Oil社の流れからきたもので、頭文字のSとOを単語として発音したものに由来し、一方、「ゼネラル」は日本で誕生した総合石油企業であるゼネラル物産に由来する。

- 詳しい解説 -

「エッソ」も「ゼネラル」も、EMGマーケティング合同会社(東京都港区)が展開している、一般的に知られているのは自動車などの給油サービスのステーションブランドということである。それぞれの成り立ちが異なる。

「エッソ」とは、アメリカのスタンダード・オイル社の流れをくむブランドで、‘Standard Oil’の頭文字‘S’と‘O’をひとつの単語として発音したものが語源となった。Essoと書く。

「ゼネラル」とは、戦後まもなく(1947年)日本で誕生し、国からの石油元売会社としての指定を受け発展した総合石油企業‘ゼネラル物産’に由来する。なお、ゼネラル物産は、軍用航空揮発油・潤滑油を製造するため、政府の支援や援助を受けながら1939年に設立された、東亜燃料工業株式会社(後の東燃株式会社)と2000年に合併し、現在は、EMSマーケティング合同会社の親会社である東燃ゼネラル石油株式会社となっている。

また、「エッソ」と「ゼネラル」のほかに、ライト兄弟が有人飛行の際に使用した潤滑油‘モービロイル’に由来した‘モービル’というブランドもある。