ナローバンドとブロードバンドの違い・意味

ナローバンドとブロードバンドの違いとは

ナローバンドとブロードバンドの違い

- 概要 -

「ナローバンド」と「ブロードバンド」はインターネットを接続する際の回線の種類のことであるが、それぞれ通信速度が異なる。「ナローバンド」はnarrowbandと書き、アナログ電話回線やISDNを使用するもののことで、低速回線あるため、通常、画像のサイズや精細度を低くし、データを縮小して使用する。一方、「ブロードバンド」はbroadbandと書き、現在主流の高速の回線(ADSL、光ファイバー、CATV等)を用いたものである。

- 詳しい解説 -

「ナローバンド」は、狭いや細い、制限された、といった意味の英語‘narrow’から付けられたもので、一方、「ブロードバンド」は、幅の広いやとらわれない、広範囲の、といった意味の英語‘broad’から付けられたものである。これらは、一般的にインターネットを利用する際の回線の種類であり、「ナローバンド」は低速、「ブロードバンド」は高速にあたる。低速と高速では、例えば同じ画像を観覧する場合に、高速はそのままのサイズで利用できるが、低速の場合はサイズや画像の精細度を低くし、当該データを縮小して利用する。大体の場合が、利用している回線を選択できるようになっている。

「ナローバンド」は‘狭い帯域’という意味で、アナログの電話回線(パソコンに電話線を接続)やISDN回線(電話回線を電話用とインターネット用にターミナルアダプタという器機を使って分けた接続)を使用しているもの。

「ブロードバンド」は‘広い帯域’という意味で、ADSL、光ファイバー、CATVなどの高速通信回線を使った接続。