ライオンズクラブとロータリークラブの違い・意味

ライオンズクラブとロータリークラブの違いとは

ライオンズクラブとロータリークラブの違い

- 概要 -

「ライオンズクラブ」と「ロータリークラブ」は、どちらも世界的に活動する、平和の推進や人道的支援等を目的とする主に会員が男性の紳士的慈善団体である。入会には、当該クラブ会員からの推薦が必要とされる点や、入会審査が必要である点は同じであるが、特に「ロータリークラブ」の方が役職のある者が会員であるとされる。なお、「ライオンズクラブ」には学生や家族、子どもなどのプログラムも設置されている。

- 詳しい解説 -

「ライオンズクラブ」と「ロータリークラブ」は、どちらも世界的に活動し、自らの身近な地域社会に向けて、または世界中の貧困や病気で困っている方などに対して平和の推進や、人道的支援等を行い、グローバル・リーダーを目指した、主に男性が集まる紳士的慈善団体であることに違いはない。どちらも、入会には当該クラブ会員からの推薦が必要とされ、入会には審査が必須である。

主な違いは、「ロータリークラブ」は自らの職業を通じて社会へサービスを行うことに重点が置かれているため、特に会員には各業種の企業の代表や役員など役職をもった方が多いのに対し、「ライオンズクラブ」は主な構成は同じように紳士であるが、地域への奉仕活動も強く行われ、学生や家族、子どものプログラムも作成されている点といえる。

「ライオンズクラブ」の名称は、‘Liberty Intelligence Our Nation's Safety(自由を守り、知性を重んじ、我々の国の安全をはかる)’の頭文字をとったもので、アメリカのメルビン・ジョーンズによって設立された。ヘレン・ケラーが1925年に総会でスピーチをしたことがきっかけで、視力回復や失明予防など視覚障がい者に対する奉仕活動にも力を入れて取り組んでいる。

「ロータリークラブ」は、アメリカのアーチC.クランフRIにより提案・設置された基金が元となっている。