経験と体験の違い・意味

経験と体験の違いとは

経験と体験の違い

- 概要 -

自分で実際に行動して体で感じたことを「体験」といい、一方、「経験」とは、様々な、もしくは一つであれ、「体験」したことで自らの人生の糧として何らかの習得がなされたときのことをいうことが多い。どちらも同じように使用して間違いではないが、「体験」があってこその「経験」ともいえる。

- 詳しい解説 -

まず、「体験(たいけん)」である。

「体験」とは、自分で実際に行動することによって、直接、体全体で感じたことをいう。例えば、乗馬の体験をした、事故を体験した、体験学習をする、戦争を体験する、などというように使用される。

「経験(けいけん)」とは、自分で実際に行動することによって、身体全体で感じることで、何かを気付き、学習し、知識や知恵、技術、技能などに変えて、自らの糧として何かを習得したことをいう。例えば、経験を積む、人生経験、経験が浅い、などというように使用される。

「経験」も「体験」も、どちらも同じように使用することができる語であり、特に間違いとはされない。しかしながら、様々なことを「体験」することで「経験」になり、「体験」があってこそ「経験」であるともいえる。