- 概要 -
「メヌエット」と「ワルツ」は、どちらも3拍子の舞曲であり、厳格に区別されているわけではないが、「メヌエット」とは元来、宮廷で奏でられた優雅な舞曲であり、「ワルツ」とは元来、一般大衆的に楽しまれた「メヌエット」の発展形とされる舞曲である。特に、「メヌエット」の方が、3拍子のうち1拍目が強くゆったりと奏でられるとされるが、これに限らない。
- 詳しい解説 -
「メヌエット」も「ワルツ」も、舞曲または演奏や観賞を楽しむ音楽のひとつである。どちらも一般的にリズムは3拍子であるが、「ワルツ」は「メヌエット」の発展したものとされ、さらにテンポよく踊れるような大衆的な舞曲である。
「メヌエット」とは、古く、ヨーロッパで、宮廷などでゆったりと上品に、優雅に踊るための舞曲のことである。3拍子のうち、やや1拍目が強調され、ゆったりと奏でられるものが多いとされるが、これに限るわけではない。
「ワルツ」とは、「メヌエット」の発展形といわれており、「メヌエット」より、よりテンポ良く楽しみながら踊れる、3拍子の舞曲で、特に一般大衆的に楽しまれた舞曲である。