大根おろしと紅葉おろしの違い・意味

大根おろしと紅葉おろしの違いとは

大根おろしと紅葉おろしの違い

- 概要 -

「大根おろし」とは、おろし金で大根をおろしたもののことをいい、一方、「紅葉おろし」とは、おろし金で大根と唐辛子を一緒にすりおろしたもの、もしくは、すりおろした「大根おろし」に、同じようにすりおろした人参を加えて、出来上がりを紅葉したモミジのように赤色に仕上げたものをいう。

- 詳しい解説 -

「大根おろし」と「紅葉おろし」はどちらもおろし金ですりおろし、焼き魚や揚げ出し豆腐、天ぷら、とんかつなどに添える薬味であるが、「大根おろし」とは、大根をすりおろしたもの、「紅葉おろし」とは、大根にと唐辛子を一緒にすりおろしたもの、もしくは「大根おろし」に人参をすりおろしたものを混ぜたもののことである。

「大根おろし」は、辛いものが良い時には大根の根の方を、通常は中央部を使用する。汁が若干垂れ落ちるほどに絞り、おろしたてを使用する。竹製で歯が鬼の歯のように鋭いことから名付けられた‘鬼おろし’は、熱の伝導率が低いため酵素を殺さず、また、粗くふんわりと削れるため、美味しいとされる。

「紅葉おろし」とは、おろしたものが、赤く染まったモミジの色をしていることに由来する。