種と豆の違い・意味

種と豆の違いとは

種と豆の違い

- 概要 -

「種」とはタネと読み、アサガオや大根、ニンジン、ヒマワリなど植物の種子のことをいう。一方、「豆」とはマメと読み、マメ科植物に分類される種子のことをいう。枝豆や花豆、エンドウ豆、金時豆、小豆など多種類があり、莢の中に1個から数個の「豆」が含まれているのがマメ科植物の特徴である。

- 詳しい解説 -

「種」とは、植物の種子のことをいい、「豆」とは、マメ科植物の種子のことをいう。

マメ科植物で専ら食用とされる身近なものには、枝豆(大豆)や、花豆、青えんどう豆、赤えんどう豆、虎豆、エンドウ豆、黒豆、インゲン豆、白インゲン豆、小豆、ひよこ豆、金時豆、うずら豆、レンズ豆など多種類がある。特徴はどの「豆」も莢の中に入っていることで、1つの莢の中に「豆」が1個から数個含まれており、それぞれの植物により、豆の形は球形から楕円形、おたふくのような形、また、色も緑色や白色、紫がかった紅色など、種類ごとに形も色も様々である。

なお、アカネ科のコーヒーノキから収穫されるコーヒー豆や、アオギリ科カカオノキから収穫されるカカオ豆というように、マメ科ではない植物の種子にも「豆」と付くことがあるが、これは種子を発芽目的以外で使用し、形もマメ科の「豆」のようであることから‘コーヒー豆’や‘カカオ豆’のように使用したとされる。