エミューとダチョウの違い・意味

エミューとダチョウの違いとは

エミューとダチョウの違い

- 概要 -

「エミュー」はオーストラリア砂漠地帯に生息するヒクイドリ目エミュー科の鳥類で、足の指は3本。「ダチョウ」はアフリカ中南部の草原地帯に生息するダチョウ科ダチョウ目の鳥類で、足の指は原始的な2本である。現存する世界最大の大きさを誇る鳥類「ダチョウ」と、2番目の大きさの「エミュー」、最大の違いは足の指の数である。なお、どちらも飛べない。

- 詳しい解説 -

現存する最大の大きさを誇る鳥類「ダチョウ」、次いで大きな「エミュー」。生息地や分類上、大きさも異なるが、最も大きな違いは脚の指の数である。「エミュー」は3本、「ダチョウ」は2本である。

「エミュー」はオーストラリアの砂漠地帯に生息する、ヒクイドリ目エミュー科に分類され、体長1.4mから2mほど、体重約60kgの「ダチョウ」に似た鳥類である。飛べないため砂漠地帯を疾走し、オーストラリアの国鳥にも指定される。

「ダチョウ」はアフリカ中南部の草原地帯に生息する、体長2mから2.5mほど、体重100kgから150kgにもなる巨大な飛べない鳥である。ダチョウ科ダチョウ目に分類され、200万年から300万年前には地球上に存在したとされ、その姿は原始的なままであることから足の指は2本しかない。