雨量と降水量の違い・意味

雨量と降水量の違いとは

雨量と降水量の違い

- 概要 -

「雨量」も「降水量」も単位はmmであり、水平で平面の地表に一定時間内にたまった水の深さを表したものであるが、「雨量」とは雨のみを計測するのに対し、「降水量」とは雨の他に雪やあられ、ひょうなどの固形物も雨量計に内蔵されたヒーターにより溶かして計測する点が異なる。

- 詳しい解説 -

「雨量」と「降水量」の違いは、「雨量」とは降った雨の量だけのことを指すのに対し、「降水量」とは雨の他にも雪やあられ、ひょうなどの固形物も含まれるという違いがある。

「雨量」の単位はmmで、水平で平面の地表に一定時間内にたまった水の深さを表したものである。1時間雨量で10以上20未満(以下、単位mm)であればやや強い雨、20以上30未満は強い雨、30以上50未満は激しい雨、50以上80未満は非常に激しい雨、80以上は猛烈な雨と表現される。

「降水量」の単位もまたmmで、「雨量」と同じように計測される。寒冷地の雨量を計る雨量計は、特にヒーターがついており、雪やあられなどの固形物を溶かしてから計測される。