- 概要 -
東京から新大阪間を走る東海道新幹線及び、新大阪から博多間を走る山陽新幹線に付けられた愛称である「こだま」と「のぞみ」。主な違いは、「こだま」は各駅停車であることから時間がかかり、「のぞみ」は最も速いことから時間がかからない点であり、また、「のぞみ」の指定席特急料金についてのみ「こだま」より多少高価である点となっている。
- 詳しい解説 -
「こだま」も「のぞみ」も新幹線の愛称である。主な違いは、停車駅及び所要時間、指定席の特急料金となっている。例えば、東京から新大阪間において、「こだま」は16駅に停車し、4時間4分乗車、指定席特急料金は5390円であるのに対し、「のぞみ」は5駅に停車し、2時間36分、指定席特急料金は5700円である。(2016年5月時点)
「こだま」は、東京から新大阪間を結ぶ東海道新幹線及び新大阪から博多間を結ぶ山陽新幹線の各駅を停車する新幹線である。一般公募により愛称が決められたが、以前より走っていた在来線、ビジネス「こだま」をそのまま継承したもので、一日で行って帰ってくることができること、音速で走るという意味から「こだま」になった。
「のぞみ」は、音速で走る「こだま」、同じように一般公募で集められた候補から当時、この世で最も速いと思われていた‘光’に由来して「ひかり」、そしてさらに速い乗り物に期待をのせて「のぞみ(望)」となった。