馬とロバの違い・意味

馬とロバの違いとは

馬とロバの違い

- 概要 -

「馬」も「ロバ」も同じ奇蹄目ウマ科ウマ属に分類され、家畜としても世界中に普及するなど、古くより人間とともに歩んできた哺乳動物のひとつである。同じ分類のため、小型の「馬」と「ロバ」は見た目に近しい姿であるが、身体的な特徴の違いとしては、「ロバ」の尻尾は細長く先端にのみ毛が生えること、耳が大きくて長いことなどが挙げられる。

- 詳しい解説 -

「馬」とは奇蹄目ウマ科ウマ属の哺乳類の動物であり、野生のものから家畜、競走馬など世界中に様々な種類が分布する。競走馬として優良馬のサラブレット種のもととなったアラブ種や、馬術競技に長けるウェストファーレン種、小型の馬の改良の原種として用いられることの多いシェトランド・ポニー種など、毛並や体長、スピードや力など様々である。大きさは、小さい種類と大きな種類で大きく異なるが、体長は80cmから1.8m程度、体重は30kgから1tである。

「ロバ」とは、「馬」と同じ奇蹄目ウマ科ウマ属の哺乳類の動物である。平均的な大きさは、体長約2m、体重は約250Kg程度、体高は約1.5mである。

「馬」も「ロバ」も分類上は近しく、家畜としても世界中で飼われている人間にとっても身近な動物である。身体的な特徴の違いは、「ロバ」は「馬」より専ら小型で、尻尾の根元からではなく先端に毛が生えていること、耳が大きくて長いなどが挙げられる。なお、シマウマも「馬」や「ロバ」と同じウマ科の動物である。